2017.10.10近郊河川

この日は早朝6時から近くの川へ入る。天気は小雨混じりながらこの時期としては暖かく、震えるほどの寒さではなかった。昨夜から気温の大きな下降は無く水温も安定しているようで期待をして川に入った。
この時期、日の出直後から活性が上がることはまずなく、1時間位経ってからが本番となる。川幅がありポイントが多いエリアのため短い区間を往復しての釣りだ。往路は復路のことも考えつつなるべく場を荒らさぬよう、あまり水には入らずに竿を振った。
案の定往路の1時間はほとんどアタリも無く淡々と川を下った。折り返し地点直前にある岩の下が気になり第一投。水深約40センチ、岩のえぐれもそれほど深くない地味なポイント。写真ではわかりにくいがせり出している枝に毛ばりが当たり、不自然な落下となってしまう。今のミスでこのポイントは潰してしまったか、と思いつつ第二投。
ニジマスが出た岩陰のポイント

食いつくであろうポイントの30センチほど上流に落としたかったのだが、まさにポイントの真上に落としてしまい、ああやってしまったなと諦めかけたその時、岩陰からゆっくりと毛ばりを追う魚体が。魚体が見えるといつもの「ラインを見てのアワセ」が急に難しくなる。ここで毛ばりを見てのアワセだとニジマスの場合確実に早アワセとなる。焦る気持ちを押さえつつ魚を見ずにラインに視線を集中させた。ラインが張った。軽く竿をあおる。竿にしっかりと魚の重さがのる。竿が腰からギュイーンと音を出して曲がる。竿を立て岩陰に逃げ込もうとする魚に抵抗する。上流下流に何度か走ったのち、ロッドを持たない手でラインを手繰り、ランディングネットを構えるが再びものすごい力で走り出す。あわててラインを手放し、ロッドのしなりでその力を受け止めた。両手で竿を持たないといけないくらいの強烈な引きに、ライン切れも頭をよぎったが、最後は魚が体力を使い切りネットに収めることができた。
33センチの野生ニジマス

33センチのニジマス。私としては十分立派なサイズに何とも言えない気持ちになり、一人小さくガッツポーズをした。毛ばりはバーブレスのためネットの中で自然と外れ、手早く計測と撮影を済ませ無事にリリースできた。あまりにも魚の反応が悪かったので途中から#18というとても小さい毛ばりを結んでいた。毛ばりの大きさと魚の大きさはやはり比例しないのだろうか。いずれにせよ作戦がぴったりはまった会心の一匹となった。キャスティングのミスはあったのだが...
その後、いくつかの本命ポイントではアタリが無く、やはりいつもと違う場所に魚は居ると予想。普段は落とさない浅場で20~25センチのニジマス5匹を加え、釣りを終え入渓地点へ戻った。
実釣2時間、約1キロほどの初秋の釣行であった。
竿を仕舞ってから車までの間、恒例のゴミ拾いウォーク。この日の収穫。ゴミは分別してゴミ箱へよろしくです。
釣り場のゴミ拾い